冬の風物詩のひとつ「ワカサギ釣り」。
寒い季節の釣りであることに間違いはありませんが、夏でも楽しめるワカサギフィールドがあります。
なかには、夏こそ最盛期!というワカサギレイクもあるのですよ。
そこで今回、夏のワカサギ釣りの魅力と、オススメフィールドを紹介します。
夏でもワカサギ釣りを楽しみたい、または旅行がてら体験してみたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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夏のワカサギ釣りの魅力
ワカサギ釣りを楽しめる湖のなかには、5~9月の夏シーズンにワカサギ釣りが許可されている湖があります。
一概に言えませんが、標高の高い場所に位置して水温が低く、夏でもワカサギが活発に活動している湖が有力なフィールドです。
では、夏のワカサギ釣りにはどんな魅力があるのでしょうか?
大きなワカサギが釣れる
夏のワカサギ釣りは、型のよさが魅力のひとつです。
ワカサギは春に産卵して、大半が死んでしまいます。
その多くは生まれて1年未満の「当歳魚」であり、生き残った2年魚、3年魚は当然ながら大型です。
体力のあるデカサギは夏の湖でも活発に活動し、食べ応えのある大きなワカサギを味わえますよ。
エサなしでも釣れる
状況によるものの、夏のワカサギ釣りの特徴がエサなしでも釣れることです。
エサをつけない「カラバリ」に積極的に反応します。
サシエサが苦手な女性や子どもでも楽しめますし、手返しよく釣れば数釣りも可能。
よりアピールしたいなら、光に反射する「フラッシャー」や「ティンセル」をハリに装着している仕掛けを用意しておくのがオススメです。
寒くない
夏ですから、当然ながら寒くはありません。
ワカサギ釣りに興味があっても「冬のボート釣りや極寒の氷上は寒そうでイヤ……」という方でも、安心して楽しめます。
とはいえ、標高の高い位置にある山上湖では冷える場合もあるので、羽織るモノを用意しておくと安心です。
夏にワカサギ釣りを楽しめるフィールド
では、夏シーズンにワカサギ釣りを楽しめるフィールドを紹介していきましょう。
例年9月20日頃に解禁する栃木県の中禅寺湖は、解禁期間が短いので省いています。
長野県「木崎湖」
ドーム船の運航は11月以降になるため、レンタルボートでの釣りになります。
神奈川県「芦ノ湖」
夏が最盛期という方もあり、数釣りが可能です。
逆に、ほかの湖がピークを迎える12月~2月は禁漁期間になります。
栃木県「東小屋湖」
ただし、人造の貯水湖で水位の増減が激しく、著しく減水しているときはポイントが限られてしまいます。
愛知県「入鹿池」
入漁期間がなく、1年中ワカサギ釣りを楽しめます。
もちろん夏のワカサギ釣りも可能ですが、本格的なシーズンは例年10月上旬以降です。
山梨県「山中湖」
例年9月に解禁して翌年6月上旬頃までワカサギ釣りを楽しめるので、5月・6月・9月が夏ワカサギのシーズンになります。
ボート屋さんによってはドーム船も運航しているので、快適にワカサギ釣りを満喫できます。
夏のワカサギフィールドへ行ってみよう
場所は限られてしまいますが、夏でもワカサギ釣りを楽しめるフィールドがあります。
大きなワカサギを釣ってみたいなら、ぜひ出かけてみてはいかがでしょうか?
また、観光シーズンでもあるので、旅行やドライブがてら体験してみるのもオススメですよ。
今回の記事を参考に、夏のワカサギ釣りにチャレンジしてみましょう。