ワカサギ釣りでは、ときに数100匹~1,000匹を超える数釣りを楽しめます。
とはいえ、より数を釣るためにはさまざまなアイテムを活用して、手返しを早くしなければなりません。
仕掛けにエサをつけたり、釣れたワカサギの口から針を外したりなど一連の動作をサポートするのが「ワカサギアンテナ」。
手返しをより早くしたいなら、ぜひ用意しておきたい便利アイテムです。
今回は、ワカサギアンテナのオススメモデルをピックアップ。
あわせて、選び方も解説します。
- ワカサギアンテナとは?
- 使い方は?
- 選ぶ際のポイント
- おすすめのワカサギアンテナ
これからワカサギ釣りをはじめる方はもちろん、釣果アップを目指す方は参考にしてみてください。
Table of Contents
ワカサギアンテナとは
ワカサギアンテナは「仕掛けハンガー」とも呼ばれ、名前の通りアンテナのように上方向に伸ばして使用するアイテムです。
ワカサギ釣りの仕掛けは細いハリスに何本かの枝スが出ているのが特徴で、たくさんのハリにエサを付けるときや、ハリをワカサギの口から外すときに絡んでしまう場合があります。
そこで役立つのが、ワカサギアンテナです。
テンションを加えながら仕掛けを引っ掛ければ、糸がらみのトラブルを減らせて、手返しの早い釣りをサポートします。
ワカサギを活かしておくライブウェルに取り付けて使用できますし、比較的安価な製品も発売されているので、ぜひ用意しておきましょう。
ワカサギアンテナの使い方
まずは、釣り座に合わせて長さを調節しておきましょう。
ワカサギアンテナは、ラインやワカサギオモリをフック部に掛けて使います。
エサを付けるときは、オモリをフックに掛けると仕掛けが絡みにくく便利です。
釣れたワカサギの口からハリを外す際には、ラインを引っ掛けてテンションを張っておけば仕掛けが絡まずスムーズに外せます。
実際に使用しているイメージは、以下のプロックスの動画が参考になります。
ワカサギハンガーの選び方3つのポイント
ワカサギアンテナはシンプルな構造ですが、製品によってやや違いがあります。
選ぶ際に押さえておきたいチェックポイントは、下記の3つです。
- 取付タイプをチェック
- 携帯性をチェック
- フックの形状をチェック
では、それぞれ解説していきましょう。
取付タイプをチェック
ワカサギアンテナの取り付け方には大きく分けて、ライブウェルやバッカンに挟むタイプと穴を開けて取り付けるネジ止めタイプの2種類があります。
簡単に脱着できて使いやすいのが挟むタイプです。
クリップ式と万力式があり、いずれも挟むだけで穴を開ける必要がありません。
ネジ止めタイプは穴を開けてネジで固定できるため、ぐらつきが気になる方にオススメ。
ただし、ライブウェルにワカサギアンテナを取り付けたままの状態になり、持ち運びがやや不便です。
なかには、ネジ止めするベース部とアンテナ部が分かれた構造で、マグネットでワンタッチにセットできるモデルも発売されているのでチェックしてみましょう。
ワカサギアンテナをセットするライブウェルについては、下記の記事で詳しく取り上げていますので参考にしてみてくださいね。
携帯性をチェック
ワカサギアンテナは、長さがあると根掛かり外しにも役立つなど便利な一方で、長くなるほど持ち運びが不便になります。
そんな場合にチェックしておきたいのが、実用性と携帯性を兼ね備えている伸縮するタイプのワカサギアンテナです。
使用時は伸ばし、未使用時には縮めてコンパクトな状態で収納できるのが魅力。
なるべく荷物を減らしたいシーンで重宝します。
フックの形状をチェック
ワカサギアンテナの先端部のフック形状は、製品によってさまざまです。
通常、オモリや仕掛けを引っ掛けやすいようにワイヤーの曲げ方を工夫しています。
一般的な竿立てを使用する方もいますが、細いワカサギ釣りの仕掛けやオモリを引っ掛けるにはやや不向きです。
オールインワンモデルもチェック
ワカサギアンテナに、針外しとカウンターがセットになったモデルも発売されているのでチェックしておきましょう。
3つの便利アイテムが一体となっており、それぞれをライブウェルにセットする手間を省けて便利。
これから道具を揃えていこうと考えている、初心者にもオススメのタイプです。
ワカサギアンテナのオススメ製品
プロックス(Prox) 攻棚ワカサギアンテナ (マグネット式)
ネジ止めタイプのコンパクトなワカサギアンテナです。
同社の「ワンタッチワカサギ外し」に取り付けできます。
しっかり固定できるタイプを探している方にオススメ。
15.5〜83cmの範囲で伸縮し、好みの高さにセッティング可能です。
アンテナ部をマグネットで簡単に取り外せる仕様で、コンパクトに収納して持ち運びしたい場合にも重宝します。
- 全長:83cm
- 収納時:15.5cm
- 重さ:55g
- カラー:グレープ・レモン・ブラック
プロックス(PROX) オールインワンワカサギ外し PX024
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ワカサギ釣りで役立つ針外し・カウンター・アンテナが一体となっている、オールインワンタイプです。
トリガーを設けており、バケツやライブウェルのコーナーにセット可能。
釣り座をコンパクトにしやすいほか、それぞれのアイテムをライブウェルにセットする手間を省きたい方にもオススメです。
- アンテナ全長:14〜83.5cm
- 取付幅:13cm以下
- カラー:チェリー、ブラック、ホワイト
オールインワンワカサギ外しについては、以下の記事でも詳しく紹介しています。
プロックス(Prox) 攻棚ワカサギアンテナマルチアングルST PX939STK
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ネオジウム磁石で簡単に脱着できるワカサギアンテナです。
ネジ止め式で、しっかりとバッカンやライブウェルに取り付けできます。
同社の「ワンタッチワカサギ外し」に取付可能。
アンテナの長さを自分が釣りやすい高さに、8段階で調節できるのも便利です。
- 全長:91cm
- 収納時:21cm
- 重さ:105g
- カラー:ブラック
プロックス(Prox) 攻棚ワカサギアンテナマルチアングル万力式 PX939MRK
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ライブウェルやバッカンに挟んで、万力で固定するタイプのワカサギアンテナ。
簡単に脱着しやすく、持ち運びしやすさを重視したい方にオススメです。
- 全長:96cm
- 収納時:26cm
- 重さ:152g
- カラー:ブラック
プロックス(Prox) のびるチョット三脚
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ワカサギ竿など、細い竿に対応するV字竿受搭載のコンパクトな三脚です。
アンテナタイプとは異なりますが、エサをつけるときやハリを外すときに役立ちます。
5段階伸縮構造の脚部で、12.5~30cmの範囲で高さを調整可能。
竿置きとしてはもちろん、ちょっとした荷物を引っ掛けておけます。
小型で持ち運びしやすく、波止釣りなどワカサギ釣り以外でも使いたい方にオススメです。
- パイプ直径:約10mm
- 使用時サイズ:12.5~30cm
- 収納時サイズ:19.5cm
- 脚材質:アルミ
- 竿受材質:ナイロン
- カラー:ブラック
ダイワ(DAIWA) クリスティア ワカサギ 仕掛けハンガー
アンテナ部全長120cmのワカサギアンテナです。
長い仕掛けに対応しやすく、根掛かりを外すのにも役立ちます。
クリップ式で、簡単に取り付け可能。
ライブウェルに穴を開けたり、傷をつけたりするのが気になる方にオススメです。
同社の「クリスティア ワカサギ ハリハズシ」とセットで使用すれば、手返しアップをさらにサポートします。
- アンテナ部長さ:120cm
- 収納時:約21cm
- カラー:ブラック:ホワイト
ワカサギアンテナと同じく手返しアップに役立つ「ワカサギ針外し」については、下記の記事で詳しく取り上げています。
ワカサギアンテナ比較表
右にスクロールしてご覧ください。
ワカサギアンテナで手返しアップしよう
仕掛け絡みを防止して、手返しアップに役立つワカサギアンテナ。
さらなるレベルアップを目指す方はもちろん、初心者でもはじめから用意しておけば便利です。
今回紹介したオススメ製品を参考に、自分にとって使いやすそうなワカサギアンテナを選んでみてください。