冬のワカサギ釣りでは、雪の積もった氷上を歩く場合があります。
街中で普段履いているようなスニーカーだと、ビショビショになってしまうことも。
ワカサギ釣りで快適に過ごすならば、雪上や氷上で効果を発揮する靴「スノーブーツ」がオススメです。
今回はスノーブーツの選び方を解説するのとあわせて、オススメ製品も紹介します。
- どうしてワカサギ釣りではスノーブーツが必要?
- ワカサギ釣り向けのスノーブーツの選び方
- おすすめのワカサギ釣り向けスノーブーツ
自分にぴったりなスノーブーツで、安全かつ快適に冬のワカサギ釣りを楽しみましょう。
Table of Contents
ワカサギ釣りで履く靴なら「スノーブーツ」がオススメ
氷上ワカサギでは、ポイントまで移動する際に長時間歩くケースがあります。
氷の上に雪が積もっていると丈の短い靴では内部に雪が入り込んでしまうため、雪の上を歩くのに特化したスノーブーツがオススメです。
一度内部が濡れてしまうと乾きにくく、ムレてしまって不快なまま過ごさなければなりません。
丈の長いスノーブーツなら、内部への雪の侵入を防いで快適に釣りを楽しめます。
また、スノーブーツは防水性に優れており、水が染みこみにくいのも特徴です。
氷上ワカサギで1日氷の上で過ごすと、たとえ雪が積もっていなくても一般的なシューズでは足が冷えてしまうことも。
スノーブーツなら保温性にも優れ、極寒の氷上でも暖かさを保てます。
スノーブーツはソールに滑りにくい工夫をこらしているのもポイントです。
ドーム船しか利用しない場合であっても、移動中に滑るとケガする危険性があります。
冬のワカサギ釣りを安全かつ快適に過ごすためにも、防水性や保温性に優れたスノーブーツをぜひ用意しておきましょう。
靴内部への雪の侵入を防げる
保温性に優れている
滑りにくいソールを採用している
より保温性や防水性を高めたいなら、デックスシェルの防水靴下がオススメです。以下の記事で詳しく取り上げているので、ぜひ参考にしてみてください。
ワカサギ釣り向けスノーブーツの選び方4つのポイント
では、ワカサギ釣り用としてスノーブーツを選ぶ際のチェックポイントを確認しておきましょう。
おもに、以下の4つのチェックポイントを考慮して選んでみてください。
- 丈の長さをチェック
- 防水性をチェック
- ソールをチェック
- 防寒性をチェック
丈の長さをチェック
スノーブーツには丈の長さの違いにより、大きく分けて3つのタイプがあります。
雪への対応力や脱ぎ履きしやすさに違いがあるため、用途にぴったりなタイプを選びましょう。
ショートブーツ
丈の短いショートブーツは、あまり雪深くない場所を歩く場合にオススメです。
脱ぎ履きしやすく軽快な履き心地で、一般的なシューズの感覚で履けます。
ただし、雪深い場所では内部に雪が侵入してしまう場合も。
寒冷地や豪雪地帯に出かける際は注意が必要です。
ミドルブーツ
ショートブーツとロングブーツの中間くらいの丈を採用したのがミドルブーツです。
ふくらはぎの半分程度が隠れる丈の長さであり、脱ぎ履きしやすさを求めつつも雪の侵入を防ぎたい方に適しています。
ショートかロングで迷ったなら、ミドルブーツをチェックしてみるのがオススメです。
ロングブーツ
ふくらはぎの大部分を覆う丈の長さを採用しているのがロングブーツです。
雪の侵入をしっかりと防ぎたい場合に適しており、保温効果も期待できます。
ただし、脱ぎ履きしにくいほかアクティブな動きには不向き。
さまざまな釣りで共用したいなら、ミドルブーツ程度までがオススメです。
防水性をチェック
スノーブーツを選ぶ際には、防水性もチェックしておきましょう。
防水性が低いと、雪や氷が時間が経つにつれて内部に染みこんでしまいます。
防水性に優れた素材を採用しているかをチェックするほか、撥水加工を施しているのかも確認しておきましょう。
ただし、防水性に優れているものの内部がムレやすいタイプも
透湿性の高い素材を採用しているモデルもチェックしてみてください。
ソールをチェック
ワカサギ釣りでは雪上や氷上を歩くケースもあり、滑りやすいソールを備えているかチェックしておきましょう。
万一滑って転倒するとケガする恐れもあり、優れたグリップ力を発揮するラバー素材や溝の深いラグソールを採用したモデルがオススメです。
突起のパターンなどを工夫し、滑りにくく開発されているモデルも発売されています。
防寒性をチェック
足の冷えが気になるなら履き口にボアやフリースを使用しているなど、防寒に工夫をこらしたモデルがオススメです。
足を入れるときの冷たさもやわらげて、快適な履き心地を実現。
なかには、内部の保温性を高めるべく中綿やライナーを備えたモデルも発売されています。
雪が積もっているときは「釣り向け長靴」や「かんじき」が便利
ショート・ミドル丈のスノーブーツは、それほど雪が積もっていないなら履きやすく快適ですが、雪がひざほどまでに積もっていると対応しにくくなります。
アウトドアブランドのロングブーツは高価格で購入できない、という方にオススメなのが釣り向けの長靴です。
上の画像のように、履き口にフィット感を調節するドローコードを備えていれば、雪の侵入を抑えられます。
釣り具店などで2,000円ほどで販売されており、内部にボアを備えて防寒ブーツとしても機能するなど、コスパ抜群です。
また、後家穴にはまってしまったときも、ショートブーツよりは被害を最小限に抑えることが期待できます。
ただし、そもそも氷上用ではないため、アイスバーンでは滑りやすい恐れも。
氷上で滑ってしまうのが心配な場合には、下記のような別途スパイクを装着するとよいでしょう。
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また、雪深い場所を歩く際は「かんじき」や「スノーシュ」「ワカン」と呼ばれる、靴に装着する道具があると便利です。
体重を分散させて雪の上を歩きやすくする道具であり、雪が深く積もった氷上でポイントまで遠い場合に活躍します。
ただし、安価なプラスチック製かんじきから本格的なスノーシューまでさまざまな製品があり、なかには数万円のスノーシューも。
使用する回数やよく行く地域にあわせて、価格とのバランスを考慮しながら選びましょう。
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ワカサギ釣り向け「スノーブーツ」オススメ10選
では、選び方がわかったところでオススメのスノーブーツを見ていきましょう。
厳選して10モデルをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
ザ・ノースフェイス(THE NORTH FACE) スノーブーツ ヌプシ リフティ NF52080
ショートブーツタイプで、軽快な履き心地を求めている方にオススメのスノーブーツです。
撥水加工を施したポリエステルアッパーを採用しています。
濡れても機能低下が生じにくい「サーモライトエコメイド保温材」を封入しているのも特徴です。
歩行時の接地面を考慮して開発したラバーデザインの組み合わせにより、日常生活でも一般的なシューズ感覚で履けます。
ザ・ノースフェイス(THE NORTH FACE) トレッキングブーツ Nuptse Bootie WP Logo Short NF52076
シューズタイプより、やや丈のあるスノーブーツです。
履き口に雪の侵入を防ぐアジャスターコードを装備し、少々の積雪なら雪の侵入を防げます。
アッパーライニングに独自の防水透湿素材テックプルーフとEVAの圧縮成型ミッドソールとの組み合わせで、防水性と軽快な履き心地を実現しています。
アウトソールには雪上や氷上に対応した「ビブラムアイストレックラバー」を採用。
優れたグリップ力を発揮するモデルを求めている方にオススメです。
ザ・ノースフェイス(THE NORTH FACE) トレッキングブーツ Nuptse Bootie WP VI Short NF51874
「テックプルーフ防水メンブレン」をインサートしたスノーブーツです。
サーモライト中わたを封入し、軽さと保温性を向上させています。
摩耗強度を高めたリップストップナイロン採用のアッパーに撥水加工を施して、防水性を高めているのも特徴。
オリジナルの「ビブラムアイストレックソール」によって、滑りやすい場所で優れたグリップ力を発揮するのも魅力です。
日本人の足に合うラスト形状で仕上げているほか、足首ホールドシステム内蔵でフィット感を高めています。
ザ・ノースフェイス(THE NORTH FACE) スノーブーツ アプレ プルオン II
優れたクッション性と保温性を兼ね備えた、ミドルタイプのスノーブーツです。
ユニセックスモデルで、男女どちらにも対応しています。
撥水加工ナイロンを基調としたアッパーを人工皮革で補強。
独自素材のテックプルーフライニングにより、防水性を向上させています。
軽量で高い保温力を誇る「サーモライトエコメイドインサレーション」を封入し、氷上での足の冷えを抑えられるのもポイント。
ソールにセラミック粒子を練り込んだオリジナルパターン採用で雪上や氷上でのグリップ力を高めており、滑りやすい場所でも安心です。
モンベル(mont-bell) ヴェイルブーツ
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内側にふかふかのウール素材を備えたスノーブーツです。
優れた保温性を発揮し、氷上での冷えを防げます。
天然皮革と合成繊維の混合素材により、高い耐久性を実現しているのも魅力。
軽量性と保温性を両立した、ワカサギ釣り向けの靴を探している方にオススメです。
コロンビア(Columbia) スノーブーツ ベアフットマウンテン3 YL0748 レディース
スムーズに脱ぎ履きしやすいサイドゴアを採用した、レディース用のスノーブーツです。
優れた保温性を発揮するオムニヒートとふんわりと仕上げたファーの組み合わせにより、シューズ内を暖かい状態に保ちます。
ウォータープルーフ仕様により、雪に濡れても快適な状態をキープするのも魅力です。
オーソライトインソールとテックライトミッドソールの優れたクッション性を備えており、軽快な履き心地を実現します。
コロンビア(Columbia) スノーブーツ スピンリール ブーツ 2 YU0337
防水性と保温性に優れたスノーブーツです。
耐久性や速乾性に優れたポリエステル生地を採用しています。
ウォータープルーフ機能搭載で濡れが気になる氷上でも安心、
シューズ内の保温性を高める熱反射機能「オムニヒート」で快適に過ごせます。
軽量でクッション性に優れたソールと足へのフィット感を高めるラバーストラップにより、軽快な履き心地をサポートします。
ソレル(SOREL) スノーブーツ バクストンプルオン NM2738
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高級感のある防水レザーアッパーを採用したスノーブーツです。
防水シームシール構造で水の侵入を防いでいます。
足元からの冷気をブロックする、2.5mmの圧縮フェルトフロストフラグを搭載しているのも特徴。
200gインシュレーションやフリースライナーにより、-32℃の極寒にも耐えられると謳っています。
マルチ方向に設けた深いラグや防滑性の高いバブルソールを採用し、滑りやすい状況でも安心です。
メレル(MERRELL) スノーブーツ Coldpack Ice+8 Zip Polar Waterproof
ヌバックレザー&メッシュアッパーによって撥水性と軽量性を両立させた、ミドルタイプのスノーブーツです。
アウトソールには「ビブラム アークティックグリップ」を搭載し、濡れた氷の上で従来モデルと比較して3倍もの圧倒的なグリップ力を発揮するのが魅力。
氷上でポイントを探す際に、安心して歩きやすいモデルを探している方にオススメの一足です。
ダナー(Danner) フレッド スノーブーツ Freddo B200 Pf
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アウトドアシューズブランドとして人気の高い「ダナー」のスノーブーツです
従来モデルと比較して柔らかいアッパー素材を採用し、高いフィッティング性で足あたりが改善されています。
「Thinsulateインサレーション」封入で-20℃に耐えられると謳う保温性を発揮。
氷上ワカサギで冷えを防ぎたい方にオススメのモデルです。
スノースポーツ用に開発されたアウトソール「vibramサンダー」により、滑りやすい状況でも強力なグリップ力で歩きやすさをサポートします。
ソレル(SOREL) スノーブーツ GLACIER XT NM2130-F14
ロングブーツタイプのスノーブーツです。
ふくらはぎの大部分を覆う仕様で、雪深い場所を歩く機会が多い場合にオススメです。
履き口をしっかり締められるため、雪や冷気の侵入を防げるのもポイント。
素材には撥水性と防風性に優れた、PUコーティングポリエステルを使用しています。
スノーブーツで安全かつ快適に氷上ワカサギ釣り!
極寒地帯や寒冷地では欠かせないスノーブーツ。
水分の吸収を抑えられるモデルなら、長時間の氷上ワカサギでも快適な状態をキープできます。
釣り用のゴム製長靴でもよいですが、ややムレやすいのが難点。
防水性と透湿性を兼ね備えたスノーブーツで、安全かつ快適にワカサギ釣りを楽しみましょう。
下記の記事では、氷上ワカサギを快適に楽しむためのアイテムを紹介しています。気になる方はぜひチェックしてみてください。