ボートワカサギでは、レンタルボートにエレキをセットして楽しむことも可能です。
手こぎと異なり、疲れ知らずで快適。
釣れないときの移動もラクラクです。
今回は、ボードワカサギのエレキにフォーカス。
選び方を解説するほか、安く購入しやすいモデルも紹介します。
- エレキとは?
- ワカサギ釣り向けのエレキの選び方
- ワカサギ釣りにおすすめのエレキ
- エレキでよくある質問
Table of Contents
「エレキ」とは?
エレキとは「エレクトリックモーター」の略で、ボートにセットして使います。
バスフィッシングでは、古くから使われているアイテムです。
ワカサギ釣りにおいては、手こぎのレンタルボートにセットして使うのが一般的。
広い湖での移動時に、ポイントまで距離がある場合に活躍します。
ボートワカサギ向け「エレキ」の選び方
ワカサギ釣りで使うエレキを選ぶ際は、以下5つのポイントを押さえておきましょう。
- 種類
- パワー
- シャフト長
- バッテリー
- 充電器
では、それぞれ解説します。
種類をチェック
エレキには、手で操作する「ハンドコン」と足で操作する「フットコン」があります。
フットコンは、キャストしながらボートを操作するバスフィッシングで主流のタイプ。
ボートを係留して釣るワカサギ釣りでは大きな移動時に使用するので、ハンドコン一択で問題ありません。
クランプで簡単に取り付けできて価格もハンドコンよりも安く、 ワカサギ釣りで使用するならハンドコンを選択しましょう。
パワーをチェック
エレキのパワー(推進力)はポンド(lb)で表示されており、数字が大きいほどパワーがあって進む力が強くなります。
ハンドコンでは30~55lbから選ぶのが一般的ですが、ポイントを移動する際に使う ボートワカサギでは30lbで十分 です。
大きいほどスピードが出ますが、大きくなるほどモーターが重たくなりますし、ワカサギ釣りではハイパワーなエレキは必要ありません。
シャフト長をチェック
シャフトは、モデルによって30~60インチの長さがあります。
ただし、ハンドコンでは36インチが一般的。
エレキをレンタルボートにセットするワカサギ釣りでは、あまり気にしなくても問題ありません。
バッテリーをチェック
エレキは、バッテリーで駆動します。
エレキ用のバッテリーを選ぶ際は、車用の12Vバッテリーではなくディープサイクルのボート用を選びましょう。
車用のバッテリーでも使えますが、持続性がありません。
バッテリーには容量があり、A(アンペア)が大きいほどより持続性があります。
とはいえ、 ワカサギ釣りではもっとも小さい80Aで十分 。
大きくなるほど重たくなるので、乗せ下ろしで大変です。
なお、80Aでも20kgほどの重さがあります。
バッテリー専用のキャリーがあると持ち運びに便利です。
(2024/11/21 02:28:21時点 Amazon調べ-詳細)
充電器をチェック
バッテリーを充電するには、充電器が必要です。
充電器にはディープサイクル用や、車の12Vバッテリーでも使えるなどさまざまなタイプがあります。
(2024/11/21 02:28:21時点 楽天市場調べ-詳細)
ボートワカサギ向け「エレキ」オススメ2選
ボートワカサギではハンドコン一択で、ハイパワーも必要ありません。
無段階コントロール機能などを搭載したハイスペックなモデルも販売されていますが、安く購入できるハンドコンを厳選して紹介します。
MINNKOTA(ミンコタ) ENDURA30
(2024/11/21 02:28:22時点 Amazon調べ-詳細)
エレキなら「ミンコタ」と言われるくらいの有名ブランドです。
抜群の操作性と耐久性を備えており、モーターノイズも減少。
30Aなので、ワカサギ釣りで使うならパワーも十分です。
HAIGE(ハイガー) エレキモーター ハンドコン HS-50735
(2024/11/21 02:28:23時点 Amazon調べ-詳細)
全長わずか78cmのハンドコンエレキです。
重さ2.3kgの軽量モデルで乗せ下ろしもラクラク。
ハンドルが折れる仕様になっているので、車載や自宅で保管する際に便利です。
買い求めやすい価格も魅力。
バッテリー残量の目安を確認できるようになっています。
エレキに関するよくある質問
操作は簡単ですか?
ハンドコンはスロットルレバーを左右に動かした方向に進む構造で、操作はとくに難しくありません。
スピードのコントロールは、スロットルレバーを回すだけと簡単です。
ただし、足ですべての操作をコントロールするフットコンは慣れが必要になります。
ボートへのセッティングは簡単ですか?
クランプを船尾の縁にかまして、バッテリーに接続するだけと簡単です。
ただし、バッテリーは重たいので、乗せ下ろしの際は注意しましょう。
また、重たいバッテリーを船尾に置くと、船首が持ち上がってバランスが悪くなります。
延長コードを用意して、船尾から離した位置に置くのがおすすめです。
免許は不要ですか?
ボードの全長が3.3m未満なら、エレキの操船に免許は不要です。
ただし、レンタルボートには全長12フィート(約3.6m)タイプを用意しているケースが多いので注意しましょう。
ボートワカサギでエレキを頻繁に使うなら、「2級船舶操縦士」の免許を取得しておくと安心です。
はじめの湖に出かける際は、あらかじめボートの大きさを問い合わせておきましょう。
エレキで快適なボートワカサギ!
エレキがあれば、ボートでの移動もラクラクです。
とくに、湖が荒れると手こぎは大変ですし、身の危険も感じます。
今のワカサギ釣りは電動リールが主流ですし、魚群探知機などすべてが電動の時代。
ボートワカサギを楽しむのなら、疲れ知らずのエレキで快適にワカサギ釣りを楽しんでみてはいかがでしょうか。